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今週の言葉(『日経ビジネス』の有訓無訓から) 2013.9.23

交渉は文書より言葉の「艶」
教養なくして相互理解なし


久保田 隆(くぼた・たかし)氏[千代田化工建設会長]

1987年から約8年間、インドネシアに駐在しました。

自分を含め派遣された日本人技術者は40人程度。

現地パートナー側のエンジニア約300人を育成しながら、

プラント建設のプロジェクトを進めることが任務でした。


技術や設計の本質を理解したうえで、明確で単純な言葉で

表現しなくては、言いたいことが伝わらない。

意外とこれが難しいんですね。ただ、これができる人材は、

マネジメントをも担える資質を持つことに気づきました。


日本人の能力は極めて高い。ただ、停滞しているのが

コミュニケーション能力です。どれだけビッグデータ全盛

となっても、文書やデータだけでは相手の顔までは

分かりません。メールのやり取りばかりで、最近は言葉に

面白さや味わい、つまり「艶(つや)」がなくなっているのが

気になります。商談においても、冒頭で笑いの1つでも

取って、相手に自分という人間を理解してもらう必要が

あります。


さらに日本人に必要なのが、リベラルアーツ、教養です。

戦後の歴史教育のせいか、考え方や主張に軸がない。

自国、そして相手の歴史を知らなければ、パートナーの

文化や考え方を尊重しようと思ってもできません。


2012年の夏から始業時間を1時間早め、午後4時半に終業、

午後8時以降の残業は社長決済を必要とする制度に

改めました。生産性を高めながら、人間としての教養や厚みを

持ってほしい。そうして意識を変えていけば、まだまだ

日本人は世界で戦えます。




「千代田化工建設は、日揮、東洋エンジニアリングと併せて

「エンジニアリング御三家」と呼ばれる」そうです。


バブルが崩壊後、一度経営が傾き、三菱商事と資本提携し、

三菱グループなどの支援を受け、再建を果たしたということです。




技術力のある企業であることは、以下の記事からも

分かると思います。

「クリーンだが、かさばるのが難点とされてきた

水素の使い勝手を画期的に向上させる技術を

千代田化工建設が開発した。

液体化して体積を500分の1に小さくし、

常温・常圧で貯蔵や輸送が可能になる。

水素社会への扉を開くものと国際的にも注目を集める。」

(日経電子版 2013.8.8)




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今週の言葉(『日経ビジネス』の有訓無訓から) 2013.9.16

“自国の英語”を共通語に
誰もが発言する風土築く


荒川 詔四(あらかわ・しょうし)氏[ブリジストン相談役]


海外展開を加速する多くの日本企業で、

グローバルの共通語を英語にする動きが目立っています。


2006年にブリジストンの社長に就任してから、「ナショ

ナルイングリッシュ」を共通語にする方針を打ち出し

ました。米国や英国の英語ではなく、世界各国の社員が

それぞれの国で学んだ英語を指す造語です。


英語の母国語の社員の意識も変わりました。

「私はニューヨーク訛りがきつくて英語が分かりにくい

ので、ゆっくり話します」と米国人が会議で言うように

なった。非英語圏の人が理解しやすいように話して、

英語が下手な人の意見を聞く雰囲気が生まれました。


日本企業の海外進出は、かつては欧米が中心でしたが、

最近は東南アジアやインドなど新興国が成長の牽引役

です。欧米流に合わせるのではなく、多様な国の習慣

や文化、価値観を前提に、経営することが今の時代

には欠かせません。ナショナルイングリッシュの

考え方は、グローバル経営を成功させるカギだと

信じています。



社内言語を英語にしている企業として有名なのは、

楽天とユニクロ(運営会社はファーストリテイリング)

です。


どちらも海外展開を加速しています。

世界共通語は英語であることは確かです。


ただ、問題点も指摘されています。

英語はできるが、肝心の営業ができない。

通訳と勘違いしている。


一方で、英語に苦手意識を抱えているが、

営業のセンスのある人は、英語ができないために

冷遇されている、といった指摘があります。


そして、上記2社で言う英語は、米国や英国の英語です。

ただ、母国語が英語でないアジア諸国にも進出しています。


そうした意味で、荒川さんの「ナショナルイングリッシュ」

という考え方はとてもユニークで好感が持てます。


ジャパニーズイングリッシュでもいいではないか、

といったある種の開き直りも必要かもしれません。


コミュニケーション手段はことばだけではありません。

ボディランゲージも重要なコミュニケーション手段

です。


言葉において大切なことは、発音とかイントネーション、

語彙だけではなく、話の内容です。

この点を見失ってはいけないと思います。




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今週の言葉(『日経ビジネス』の有訓無訓から) 2013.09.09

「ごぼう掘り」が原点
公平公正が信頼を生む


古川 貞二郎(ふるかわ・ていじろう)氏[元内閣官房副長官]


振り返ると、若いころの体験が大きな支えになりました。

まずは厚生省入省時です。人事院の上級職試験に落ち、

次善の策として長崎県庁に入った私は再度挑戦し合格。

面接を受けるため上京しようとした際、伊勢湾台風の

直撃で列車のダイヤが大幅に乱れ36時間もかかって

たどり着きました。疲労困憊のまま面接に臨み、不合格

になってしまいました。


このままでは引き下がれません。結果を知らされた翌朝、

厚生省の人事課長に直談判しに出向き、国のために仕事

がしたいと全身全霊で訴えました。


その結果、その日の夕方に吉報が届いたのです。

肝の太い人事課長や幹部に巡り会えた強運に感謝する

とともに、以後、「決して諦めずに当たれば、道は必ず

開ける」という信条が様々な場面で生きることに

なりました。


もう1つは、高校生時代の「ごぼう掘り」の経験です。

短いものはすっと畑から抜けるのですが、長く根が張った

ものはそうはいかない。金棒を使ってごぼうの先端を

傷つけないように根を切る必要がありました。


ところが、それでも抜けない大物がある。腰も痛くなり、

とにかく寒い。

それでも再び体勢を整え土を掘り、根を切るとごぼうが

抜けるのです。忍耐強く継続し、最後の一押しをいとわ

ない。ごぼう掘りから得た教訓は私の助けとなりました。


こうした信条に加え、官房副長官時代に自らの判断基準と

心がけたのが「公平・公正」です。


公平・公正の視点は人事でも重視しました。





公平公正という言葉で、思い出すのは、

機会の平等と結果の不平等です。


どういうことかと言いますと、機会は平等に与えなさい。

門前払いはいけません。

しかし、結果で差がつけば結果通りに扱いなさい、という意味です。


今、小学校などでは運動会で徒競走の順位をつけないそうですね。

これはおかしなことです。


必ず、順位に差がつくのですから、1位、2位、3位・・・・・・とすべきです。

それを全員同着では、悪平等です。

徒競走をやめたほうがいいです。


この世の中は、すべて競争の上に成り立っています。

競争がないと寡占が進み、一部の企業や人だけが

いい思いをする一方で、過半数の企業や人は不利を被ります。


ランキングは大事なことです。

全体を見て、自分の位置はどこにあるのかを確かめることで、

更に上がいるを知り、努力することが大切なのです。


小学校などでは、モンスターペアレンツの存在が、

機会の平等と結果の不平等を阻害しているのでしょう。




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今週の言葉(『日経ビジネス』の有訓無訓から) 2013.09.02

世界で頼りになるのは
「失敗から得る教訓」だけ


吉田 忠裕(よしだ・ただひろ)氏[YKK会長]

改めて痛感したんです。どんなにありがたい話でも、

自分自身が体験していないことは、いくら熱弁を振るっても

共感は呼べない、と。

父の真似をやめ、自分の体験や失敗のみ話すように

なったのはそれからです。


カリスマ創業者の言葉だけを真似ても、人の心は動かせない

―――。考えてみたら当たり前のことですよね。でも、

その当たり前のことになかなか気づくことができない

のも人間です。ではどうすれば、そうした仕事で大切な、

教科書やマニュアルに書いていない基本を学べるのか。

それはもう、やってみて失敗して心に刻むしかない。


失敗の共有こそが企業を強くするというのが父の考えで、

「叱るのも諭すのも、人前でなく個室でやったらどうか」

と意見されても聞かなかった。


私は父のようなことはしません。失敗が社内で共有される

仕組みを別に築いています。言ったでしょ。カリスマ創業者の

形だけ真似てもうまくいかないですって。




YKK(旧吉田工業)はファスナーで世界一の会社に

なりました。


バッグや衣料品でYKKのファスナーを使用していないと、

その製品は信用出来ない、とまで言われています。


今では、ファスナーだけではなく、YKKAPという子会社で

窓枠などの建材を製造しています。

この分野でも成長しています。

ちなみに、APというのは、Architectural Products=建材の略です。


YKKと言ったら、ファスナーというイメージが、

出来上がっていますが、それだけではありません。


ファスナーメーカーとしてのブランドは、

不動の地位を築いていますから、

今後は建材の分野でもYKKAP

ブランドを揺るぎないものにしていくことでしょう。




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Author:日経ビジネスファン
藤巻隆(ふじまき・たかし)です。

新・大前研一名言集(改)日経ビジネスのインタビュー(FC2ブログ版)医師、看護師、薬剤師の秘密などのブログを運営しています。

このブログは、30年近く年間購読している『日経ビジネス』の有訓無訓から印象に残った言葉をご紹介するブログです。

優れた経営者が発する言葉には、実績に裏打ちされた重みがあります。私だけではなく、きっとあなたも刺激を受けることでしょう。

『日経ビジネス』は週刊誌ですので、週に一度は必ずブログを更新します。その他、関連したことなどがあれば、掲載していく予定です。

よろしくお願いします。


   藤巻隆(ふじまき・たかし)

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