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今週の言葉(『日経ビジネス』の有訓無訓から) 2014.10.20



現場の声を本気で聞こう
お金の使い方こそ知ろう
そして、世界を変えよう


宗次 徳二(むねつぐ・とくじ)氏
[壱番屋創業者特別顧問]




 1978年にカレー専門店「CoCo壱番屋」の

 1号店を名古屋市郊外にオープンし、2002

 年に引退するまで、「どうしたら、もっとお客様

 に喜んでいただけるか」だけを考えてきました。

 おかげさまで2004年には1000店を超え、

 多くのお客様に「ココイチ」のカレーを楽しんで

 いただいています。


 私は自身のやり方を「行き当たりばったり経営」

 と呼んでいます。日々、経営のことばかり考えて

 いる上で、ですが。


 「お客様や取引先の皆さん、自社のスタッフの声

 に常に耳を傾けています」と言いながら、その声

 は直接に聞いたものでしょうか。社内で部下の

 報告を聞き、分かったつもりになっていませんか。


 本気で「現場の声を聞く」のは大変です。人脈を

 広げるパーティーや懇親を深めるゴルフに行く時間

 があったら、自ら現場に足を運び、目を凝らし、

 耳を傾け、現場の空気をじかに感じるべきです。


 お客様が満足する経営に、ゴールはありません。


 現役の経営者の皆さんには、もっともっと頑張って

 ほしい。何を頑張るか。「第一線で、全身全霊を

 かけて、頑張り続けてほしい」と願っています。


 経営者は事業活動で利益を上げ、共に働く人たち

 の生活を守ることこそ使命です。しかし、そうして

 集まったお金は、当人だけのものではありません。

 
 利益の上げ方と同様、「お金の使い方」もまた、

 求められる素養だと思います。


 私は親の顔を知らずに育ち、時には道端の草を

 食べて空腹をしのぐ生活を経験しました。

 そんな中で、私の気持ちを癒してくれたのは、

 ラジオから流れてくる美しい音楽でした。

 引退した翌々日から、私は音楽を通じて社会に

 貢献しようと動き出しました。そして、名古屋の栄

 に音楽ホールを造り、未来ある若手演奏家たちに

 楽器を無償貸与し、小・中学校に楽器を贈る活動

 を続けています。


 困っている人がいたら、手を差し伸べる。助けられた

 人に感謝の気持ちが育ち、自分もできることをしよう

 と思う。そういう輪が広がっていけば、社会は変わり

 ます。

 それには時間がかかります。先延ばしは不要です。

 すぐに始めてください。
 





宗次さんは、

「自ら現場に足を運び、目を凝らし、耳を傾け、

現場の空気をじかに感じるべきです」、

と語っています。


これは、「現場、現物、現実」の三現主義そのもの
です。


現場に足を運び、現物を見て、現実を知ることです。


また、「メラビアンの法則」もありますね。
コミュニケーションは、言葉、聴覚、視覚のいずれを
通じて行われるのか、を提示しています。


3Vの法則とも言われます。Verbal Vocal Visual の
3つのVです。ノンバーバルコミュニケーションとは、
聴覚と視覚によるコミュニケーションのことです。


また、7:38:55の法則とも言われます。
言葉、聴覚、視覚の割合をメラビアンは言っています。


ここで大切なことは、その厳密な比率ではありません。
情報は、主に目と耳から入ってくるということを言って
いるにすぎません。


『人は見た目が9割』(竹内一郎 新潮新書)という本が
ありましたが、相通じるものがありますね。


三現主義のポイントは、2次情報や3次情報に頼っては
いけない、ということです。極力、1次情報、つまり、
直接自分で得た情報が重要だ、ということです。


伝聞は2次情報や3次情報です。
テレビやラジオ、新聞などを通じた情報は、ほとんど
2次情報や3次情報です。


場合によっては5次情報や6次情報ということもない、
とは言えません。不正確で、時には危険な情報です。


記者や司会者、あるいは番組ディレクターの目や耳
というフィルターを通して伝えているからです。
何らかの意図を持って伝えている可能性さえあります。


ですから、そうした情報を鵜呑みにせず、「自調自考
自動」(自分で調べ、自分で考え、自ら行動する)が
大切なのです。


その点で、宗次さんは仕事を引退されましたが、
それで自分のやることは終わったのではなく、

「引退した翌々日から、私は音楽を通じて社会に貢献

しようと動き出しました」、

と語るように自ら実行し続けているのです。
この「継続」がとても重要ですね。


聞こえのいい、口先だけの「社会貢献」ではありません。
中身のある、価値ある社会貢献です。


『日経ビジネス』は今年初めに、
日経ビジネスの特集記事(15) 爆発する日本食経済圏
世界が食いつくブームの裏側(3)

で、CoCo壱番屋を取り上げています。


私のコメントも含めて、該当箇所をご紹介しましょう。


 日本でお馴染みの「カレーハウスCoCo
 壱番屋」は海外進出に積極的に
 取り組んでいる外食企業のひとつです。

 最近、カンブリア宮殿で「カレーハウスCoCo
 壱番屋」の特集を視ました。

 その番組の中で、浜島俊哉代表取締役社長が
 「カレーの本場インドに進出したい」
 と発言していたのを思い出しました。

 「海外で100店舗超の『カレーハウスCoCo
 壱番屋』を展開する壱番屋は、
 インド進出も計画。『カレーの母国であるインド
 で日本式カレーを普及させ、
 インド人をびっくりさせよう』という『びっくり
 プロジェクト』を社内で発足させた」

 2015年末までに海外店舗を現在の約3倍の
 300店にする計画だそうです。
 



宗次さんの自ら実行する姿に心打たれました。





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藤巻隆(ふじまき・たかし)です。

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このブログは、30年近く年間購読している『日経ビジネス』の有訓無訓から印象に残った言葉をご紹介するブログです。

優れた経営者が発する言葉には、実績に裏打ちされた重みがあります。私だけではなく、きっとあなたも刺激を受けることでしょう。

『日経ビジネス』は週刊誌ですので、週に一度は必ずブログを更新します。その他、関連したことなどがあれば、掲載していく予定です。

よろしくお願いします。


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