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今週の言葉(『日経ビジネス』の有訓無訓から) 2014.10.06




毎日、三行の「会話」

シニア活用、若手登用・・・
個を生かし、社員を鍛える


大塚 正則(おおつか・まさのり)氏
[サトーホールディングス顧問]




 当社は1940年に竹の加工機械の開発・製造

 で創業しました。約20年後、商品に値札を貼り

 付けるハンドラベラーを開発したのを機に、

 POS(販売時点管理)レジ用のバーコード

 プリンターなどへ展開し、その後さらにシステム

 開発にまで広げました。


 個の尊重とはよく使う言葉ですが、当社は徹底

 しています。そのカギになる仕組みは、創業者が

 76年に始め、社内で「三行提報」と呼んでいる

 ものです。

 これは、国内全社員と海外の幹部層の計2100人

 が、社長あてに毎日、提案や仕事の中での気付き、

 自分なりの分析といったものを三行(127字)に

 まとめて出すというものです。


 当社は今、製品であるラベルに薬品を添加し、

 燃やした時にその効果で二酸化炭素の発生を

 抑えるというエコナノラベルを売り出していますが、

 実はこれもそこから出たアイデアでした。

 でも、会社という組織は個を生かすことが難しい

 ものです。三行提報のように社員と社長が直結

 する仕組みがあると、管理職はぼんやりしていら

 れなくなるからしんどい。社長自身も、社員の声

 に感度良く応えられなければ、あきられるかも

 しれません。とどのつまりは、個を生かす仕組みは、

 社員が皆、個として強さを持っているかどうかを

 明らかにしてしまうのでしょう。


 私は、個を生かすために大事なことは、個を

 自立させることのように感じます。それができて

 初めて組織の強さが出てくるのではないでしょうか。 
 





ラグビーの精神を表す言葉としてよく出てくるのは、
「One for all. All for one.」
(全員のために個人が、個人のために全員がいる)


つまり、犠牲的精神の大切さを述べているのです。
個が犠牲になって全員(組織)を生かす。
逆に、全員(組織)が犠牲を払って個人を生かす。


そういう意味ですね。


ですが、問題は個人が強くなければ、組織も強く
ならないという事実です。


一口に組織力といいますが、個人それぞれの
役割における能力が高くなければ、組織力は
高まりません。


プロ野球とプロサッカーで考えてみましょう。
どちらでもそうですが、金の力に物を言わせて、
他チームから多くの有力選手を引き抜いてきても、
チームが優勝争いに加われないことはよく
ありますね。


それはなぜでしょう?


個々の能力は極めて高いのですが、
組織になるとその能力が半減してしまうこと
があるからです。


逆に、チームにお金があまりなく、
他チームから有力選手を引き抜くことが
できなくても、生え抜きの選手の能力を
高めることで、優勝争いに加われるチームも
あります。


野球で言えば、4番バッターばかり集めても
勝てません。打順による役割が重要だから
です。クリーンナップ(3番から5番までの打順)
を打てる選手ばかりを集めても勝てません。
クリーンナップの前後を打つ選手も重要だから
です。


サッカーで言えば、ストライカー(FW)ばかり
集めても、ディフェンス陣(DF)が弱ければ、
得点しても失点も多く勝てないということが
あります。攻撃に参加したり、ゲームを組み
立てたり、守備に加わったりするミッドフィルダー
(MF)も大切なポジションです。


サッカーの場合、フォーメーションとかシステム
とか言いますが、4-2-3-1とか4-3-3という
形態があります。


4-2-3-1はDFが4人、ボランチが2人、
2列目が3人でワントップというシステムです。


4-3-3はDFが4人で、一番運動量が必要になる
MFが3人で、FWが3人というシステムです。
センターフォワード(CF)、左ウイング(LW)、
右ウィング(RW)というシステムです。


野球でもサッカーでも、組織内の役割分担が
きちんとされて、攻撃と守りのバランスが保たれ
ます。


特に、サッカーの場合には、選手交代の3人を
含めても1試合で最大14人しか出場できません
(あくまで公式戦の場合で、親善試合は6人まで
交代が認められる場合がある)。
交代枠をどのタイミングで使うか、誰に代えて誰を
投入するかは監督の腕の見せどころです。


野球の場合は、スターティングメンバー以外に
ベンチにいる選手を含め、1軍選手登録をして
いる選手が25人なら25人全員を出場させること
も可能です。選択肢はサッカーよりもずっと多く
あります。


自分の役割をきちんと認識し、責任を果たせるか
どうか、時には自分が犠牲になってチームの他の
選手を生かすことができるかにかかっている、
と言えます。


それはどうしてなのかと言えば、
「One for all. All for one.」
が機能する場合と、しない場合があるからです。


さらに、複雑系の考え方によれば、
「全体の総和は、部分の総和よりも大きい」
ということになるからです。


どういうことかといいますと、
「シナジー(相乗効果)」
のことを示しています。


一人ひとりは大したことがなくても、
まとまると大きな力となることがある、
ということです。


「団結力」です。相手を思いやる気持ちが重要に
なってきます。


大塚さんのお話をもとに、以上のような感想を
述べました。



 


記事を読んで、面白かったら
ポチッとして下さい。




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藤巻隆(ふじまき・たかし)です。

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このブログは、30年近く年間購読している『日経ビジネス』の有訓無訓から印象に残った言葉をご紹介するブログです。

優れた経営者が発する言葉には、実績に裏打ちされた重みがあります。私だけではなく、きっとあなたも刺激を受けることでしょう。

『日経ビジネス』は週刊誌ですので、週に一度は必ずブログを更新します。その他、関連したことなどがあれば、掲載していく予定です。

よろしくお願いします。


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